じゅんちゃんの生き方模索ブログ

より良い生き方を考え、模索し、試してみる、そんなブログです。

「やってみる」について考える

今回の動画↓
www.youtube.com



「頑張る」を考えるシリーズ3本目です!

前回までのおさらい

私たちの「頑張る」の意味は、

  • やってみる
  • やる


成功者たちの「頑張る」の意味は、

  • やってみる
  • やる
  • やめてみる

僕たちは、「やめてみる」事が頑張ることの一部としていないと主張しました。*1

そこで、成功者のように「やめてみる」事に注目しました。


「やめてみる」には2種類

  • やめてもいいと思う事を やめてみる
  • やっちゃいけない事を  やめてみる


やっちゃいけない事は知識なので、その知識を得るアンテナを張りましょう。
やっちゃいけない事はをやめてみると、トラブルが減り、余裕が生まれるという話をしました。*2


この余裕を得てから「やってみる」までいこう というのが今回の本題です。

「やってみる」には段階がある。

突然ですがお聞きします。「やってみる」について、3つの段階を設けてみました。あなたはどこまでならやってみますか?

  1. できないと思う事を やってみる
  2. できそうと思う事を やってみる
  3. できる と思う事を やってみる


多くの人は2あたりを答えると思います。人によっては1で、「できないと思う事でもまずは取り組む!」「できないという言葉が嫌いだ!」という人もいますね。
ですが、私の場合は3しかないです。そして、1,2は眼中に入れません。


リスクを回避する

やってみる事を果実と考えてみましょう。あなたは果実狩りに来ました。

f:id:junchan614:20200111141154j:plain
果実狩り

・できないと思う果実は、木のてっぺんに実っています。太陽の光をたっぷり浴びて、めっちゃ美味しそうです。でもどうあがいても届きそうにないです。
・できそうと思う果実は、木の中腹くらいにあります。いい色に実ってます。脚立を使えば何とか届きそうです。
・できると思う果実は、背伸びすれば届きます。そこそこ美味しそうです。


さて、どこの果実を取るべきかと考えます。
できないと思う果実を取りたいとき、脚立のてっぺんまで登ります、それでも届かないので、そこから思いっきりジャンプして取ろうとします。
奇跡的に取れる事もあるでしょう、大喜びではしゃぎます。急いで食べます、やっぱりめっちゃうまいです。
ですが、果実を取りそこね、脚立の着地も失敗し、地面に激突した時、足の骨が2~3本骨折します。
打ち所が悪く頭から落ちたら下手すると死にます。


要は、そういう事だと思うのです。

脚立に上ってぎりぎり届く中腹の果実を狙っても一緒です。
バランスを崩したら脚立の高さ分だけケガの度合いが高くなります。


背伸びをすれば届く果実なら、
足元が悪くてもし滑って転んだとしても、泥だらけになって笑われるくらいで済みます。



成功者が言う「失敗をおそれるな、どんどんやれ」
というのは、「ケガをせずに笑われる程度の失敗を数多くこなせ」という事だと思います。

私が起こした労働災害の話

興味ない方は飛ばしてください。

私は2年前に労働災害を起こしました。人災です。原因は完全に私個人です。
基本的にイエスマンである私は上司からのどんな依頼にも「頑張ります」と答え、タスクをいくつも抱え、「頑張らなきゃ」を口癖にして、毎日余裕なく仕事をしてました。
その日は私は引っ越したばかりで、さらに、大雪でした。新潟は雪が降ると通勤時間が2.5倍増える時もあります。
精神的に不安定の中、その日は遅刻してしまいました。

私はまじめな性格なので、仕事の遅れを取り戻そうと焦りました。
そして、上司からある[依頼]を受けました。
部署のルールとしては、非定常作業なので危険予知をして慎重に作業しなければなりませんでした。
ですが私は、自分一人で「できそうだと思った」ので、「やってみました。」

安易な行動から、結果は大やけどと、多大な損害を部署に与える労働災害を起こしました。
部署の人たちは、自分の災害の後始末に2か月間は振り回されました。
私は全治2週間、現場復帰2か月かかり、心と体にかなりのダメージを受けました。

職場のルールをいくつも無視する、やっちゃいけない事をやりつつ、
「できそうなこと」をやってみた結果でした。


私の中でなぜ災害を起こしたのか、自分の中で何度も問い直した結果、「頑張らなきゃ」と考えすぎ、メンタルが崩れて正常な判断が出来なくなったことが根本の原因だと結論付けました。

なので、私は「できると思う事」以外は眼中に入れないことにしました。
そして、「頑張る」という言葉を嫌いと言い切ることにしました。


笑われる程度の「失敗」は何回やってもいいが、自分も周囲も不幸にする大けがをしてはいけない

失敗は人を成長させるといいます。
確かに自分の失敗も、自分自身を見つめなおす重要なきっかけになりました。
ですが、大けがは絶対にやっちゃいけない。
大けがは人を成長させることは無い。
単純に、経験してみてそう思います。



今回は自分語りが主体でした。
「やってみる」についても、個人差があると思います。
とても上手に脚立を使って怪我無く果実を得る人もいます。
どこまでもへたくそで、簡単そうな事で失敗しまくる人もいます。

ですが、重要なのは「その人が自信をもってできると言えるかどうか」と、「その人に十分な余裕がある事」、「やっちゃいけない事をやらない」事だと思います。


「頑張るが嫌い」シリーズ全3回でした。

自分語りにここまで付き合っていただき、ありがとうございました。


これからも、オタクなことを語ったり、時々意識高いことをしゃべってみたりして、決して「頑張らず」に楽しく自己表現をしていきたいと思います。

それではまた(^^)/