じゅんちゃんの生き方模索ブログ

より良い生き方を考え、模索し、試してみる、そんなブログです。

TechAcademy 30万円の価値はあるのか?

どうも! じゅんちゃんです!!


さて、今回はTechAcademy(プログラミングスクール)の30万円転職保障コースを体験した感想を伝えたいと思います。

結論から申し上げますと、

  • 転職の目途は立ちませんでした*1
  • それでも、30万円の価値はありました!!


という事をお伝えしたいと思います。

[動画版]
www.youtube.com

2強プログラミングスクールの比較

転職保障のついたプログラミングスクールに通おうと決心した際、ネットで調べると有名な会社が2社出てきます。

一つはTechCamp。マコなり社長がYouTuberとして活躍し、最も有名なプログラミングスクールです。

そしてもう一つはTechAcademy。
名前が似ているのでよく「マコなり社長のところだね!」と勘違いされがちですが、歴史はこちらの方が長いです。

それぞれについて、比較の表を出しました。

会社名 習得言語 学習形態 総学習時間(目安) 学習期間 料金 年齢制限
TechCamp Ruby 教室通学型 600時間 10週間 648,000円 30歳まで
TechAcademy Java オンライン 160時間 4~12週間 298,000円 35歳まで

備考

TechCamp

  1. Macbookが必要、学習前に購入するかレンタルの必要あり
  2. 対面式でサポートしてくれるため、挫折しにくく、90%以上が講座をやり遂げる

TechAcademy

  1. 文章チャット形式のメンターサポート(フリーランスなどのプロエンジニア)
  2. Win/MacどちらのPCでも可

といった比較ができます。

転職保障条件

両社とも転職保障が付いており、期間内の転職サポートでもし転職が出来なかった場合は、受講金額の全額を返金するという保証があります。
しかし保証には、

  1. 東京エリア限定
  2. 学習課題をすべて修了する

といった条件があります。
エンジニア就職は雇用が都市部に集中しているため、東京以外の地方で就職することは(この業界では)とても難しいとされているようです。

TechAcademyを選択した理由

私はこの二社を比較して、妻と相談し、TechAcademyで学習することを決めました。



新潟で勉強が出来る

TechCampは地方に教室が無い為、私の場合は東京に住み、通う必要がありました。東京で学習するため、滞在にかかる交通費、アパート費、食費等の生活費を工面しなければなりません。
TechAcademyならばオンラインで学習が完結しているため、自宅にいながら学習を進めることが出来るので、コストに大きなギャップがありました。

現職を続けながら学習が出来る。

TechAcademyは毎日2~3時間の勉強をすれば8週間で講座が修了できるように設計されています。勉強はやっぱりしんどいですが、現職をやりながらでも全く不可能ではないです。
これに対してTechCampは10週間、600時間教室に通わなければならないため、現職を続けながらの学習は現実的に無理です。もし転職活動目的でTechCampに通うのならば、現職を辞めて有給休暇を消化しながらの通学が現実的でしょう。
やはり現職を辞めることはリスクになります。(これだけのリスクを背負うため、学習に対して真剣にならるというメリットもあります。)

MacBookの購入

エンジニアは皆Macを使います。かっこいいからです。

半分冗談です。Macは機能性が高く、エンジニアは特に好み、90%くらいの人がみんなMacを使います。
ですが、私はちょうど2年前に購入したWindowsノートPCを持っていました。
そこまで性能は高くないですが、プログラミングに必要なスペック、実はそんなに高くありません。なので、元々持っていたPCを使って学習を進めました。(やっぱり私もMacに憧れていますが…)

オフラインによる就活メンタリング

これは新潟(と福岡?)限定のサービスになります。
自分の就活をサポートしてくれる専属のメンターが新潟駅の近くにいます。
やはり就活はメンタルが大きく揺らぐなかで、このメンターの存在がものすごく大きく、実際に顔を合わせて自分のキャリアプランを一緒になって親身に考えてくれます。
将来像をイメージすることで勉強にも集中できますし、自己分析、履歴書作成、面接練習などのバックアップを学習と並行してスケジューリングしてくれるため、とてもスムーズに転職活動を進めることが出来ます。

新潟以外でも就活メンタリングに専属のメンターサポートがありますが、この場合はオンラインのサポートとなります。

学習環境の感想

いよいよ学習を進めましたが、やはり業界の老舗だけあってとても学習が捗る環境が構築されていました。

教材の完成度

教材は専用のWEBページを読み進めて進めます。このWEBページ、ものすごく丁寧に作られていて、誤字、脱字、情報漏れ、全くないです。
そのため、この教材をよく読みながら学習を進めれば、メンターに頼らなくても一人で学習が完結してしまうレベルです。

メンターの質の高さ

しかし、受講生は人間です。教材を全く漏れなく読み進める事はできません。
そして些細な事で躓き、心が折れ、たやすく挫折します。
そこで支えてくれるのがメンターさんです。
15:00~23:00の時間内なら、常時メンターさんが交代しながらオンライン上で受講生の質問に答えてくれます。
まず質問の回答が爆速の速さです。
1~3分以内にレスポンスが来て、いともたやすく問題を解決してくれます。
流石はプロのエンジニアです。

文章での質問について

質問のレスポンスはものすごく速いのですが、文章で質問しなければならないので、実は質問を出すことに時間がかかります。
また、「どこで、どのような問題が起きて、困っているのか」正確に事実を伝えなければ、メンターとしても適切な回答が出来ません。
そして、「分からない事を伝えるなんて恥ずかしい」と考える人がいるかもしれません。TechCampなら対面して教えてくれるため、困っていたらメンター方からアプローチしてくれそうですよね。
このあたりは受講生が必要最低限の説明力を持っており、恥を捨ててどん欲に学習に取り組む姿勢が必要となります。

コロナが直撃したこの情勢において

ほどほどのペースで学習を進めていたのですが、3月になって日本にもコロナ問題の影響が大きくなりました。

TechAcademyで良かった…

正直、これは本当に感じました。
こんな情勢で会社を辞めて、東京の教室に通うことはリスクがものすごく高いです。

これはTechCampが悪いと言っているわけではありません。
ウィルスが悪いだけで、誰も悪くありません。

ただ、今回に限ってはオンラインで講座が完結しているTechAcademyと相性がとてもよかったのでしょう。

でも…東京行きたくねぇ…

この情勢で地方からリスクの高い東京へ転職するのは、自分にとって最善とは思えません。雇用枠も影響を受けて絞られているようで、今は転職活動を踏みとどまっている状態です。

ちょっと鬱る

「せっかく30万円も払ったのに…」そんなことを考えながら、3~4週間は学習に手が付けられませんでした。
ただちょっとゲームなどで現実から逃げた後、「結局俺一人がやらなきゃ何も進まないよな」と、事実を受け止め、立ち直って学習を進めることが出来ました。


結果

  • 11週間で学習を無事終えることが出来ました。
  • 東京への転職は見送ってます。
  • TechAcademyでも転職保証期間に融通を聞かせてくれ、7月予定→年末まで保証してくれるようです。(涙が出るほどありがたい…!!)

30万円の価値とは?

結果として転職の先行きが不透明なままだが、学習の中で得られたものは30万円以上の価値があったと思う。

ググる

学習を進める上で、どうしても分からないところが出てくる。メンターに質問すれば爆速で回答が返ってくるが、文章チャット形式であるため「相手に状況が分かりやすいように文章を考える」事に時間がかかってしまう。
そのため、自らググった方が実は早い。
教室形式ではすぐにメンターや同期の受講生に「口で説明する」事が出来るが、オンライン形式では周りに誰もいないため、「ググる力」を習得しやすい。

文章で分かりやすく説明する力

上記にも書いたが、やはりメンターは学習に躓いたときに素早く的確にアドバイスしてくれ、とても力強い。積極的にメンターへ質問するうちに、「文章力」も自然に磨かれる。

勉強する習慣

安くないコストを払い、スキル習得に挑むことで、自分自身にプレッシャーをかける。勉強をサボれば受講期限が明確に短くなっていくため、毎日勉強する習慣が身につく。

学習をやり遂げた後の自信

サポートがあるとはいえ、周囲には誰もいない。基本的に自分一人の挑戦であるため、講座の課題をやり遂げると、自分一人でもなんとか努力できる自信が身につく。

スタートラインに立つレベルの知識、ITへの興味

受講をやり遂げたが、自分がIT業界で即戦力になれるとは全く思えない。
とはいえ、ITに関しての最低限の知識得て、やっとスタートラインに立てた感覚はある。
また、少しITの知識を得るとどんどんITへ興味が大きくなり、日々凄まじい変化と成長を続けるこの業界にとても魅力が湧いて、勉強の意欲が増幅する一方だ。

TechAcademyの紹介

今回はスムーズな転職に至らなかったものの、学習対象としてとても魅力があることを伝えてきた。ここでTechAcademyの備考を紹介する。

転職保証コースだけじゃない

今回は転職保証が付いたJavaコースを学習した。しかしこれはTechAcademyが提供するコースのごく一部であり、他にも以下のようなコースが合計29コースも用意されている。
転職保証の付いたコースはJavaだけだが、まずは興味のあるコースから受講してみるのもよい。期間中なら厳選された16コースの中ウケ放題のコースもある。


フロントエンドコース、WordPressコース、Pythonコース、Unityコース、動画編集コース…etc(全29コース)

TechAcademy [テックアカデミー] | オンラインのプログラミングスクール

紹介コードで1万円割引

ご紹介された方は1万円割り引きで受講が可能です。(他の特典等との併用は不可)
以下のワードをお申し込みフォームの「備考」に入力後、申し込む事で、割引が適用される。もし受講を検討する際は是非割引で利用しましょう!!

紹介コード:「shokai小池惇平」
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10万円給付の使い道

コロナの景気対策として、20年5月より10万円の給付金が全国民に支給されます。
皆さんはどのように使いますか?

もちろん、使い道は自由ですし、貯蓄に回す選択もあります。

しかし、経済が停滞して先行きが不透明になる中、自己投資としてスキルを身に着ける事はとても有効な使い道です。
是非ご検討ください。

無料で出来るプログラミング予習

とはいえ、高額コストを支払い、もし勉強が継続できなかったらそれは完全に無駄金になってしまいます。
しかし世の中には無料で勉強できる素晴らしいコンテンツがたくさんあります。
その中から3つ厳選してお伝えします。

キノコード / プログラミング学習動画のYouTuber

私の一番のおすすめです。チャンネル登録者数はまだ3000人未満ですが、動画をものすごく丁寧に作りこんでいます。
(3分の動画を8時間かけ、毎日UPしているそうです。)
このチャンネルの再生リストである下の動画集を見ると、プログラミングの概要がとても分かりやすくまとまっているので、一番最初はそれを見てみましょう。他の再生リストもモチロンオススメです!!
https://www.youtube.com/watch?v=peS6uya_IbA&list=PLavQwENTsEBUalpqxMDZmPX1oDV9zNQgC

progate

プログラミングを実際に打ち込み、出力させて学ぶことが出来る、実践的なシミュレーターサイトです。
ブラウザで完結しているので事前準備が必要なく、無料ですぐにプログラミングに挑戦できます。
とてもやさしく解説しているので、ここからスタートするプログラマーは非常に多いです。

ドットインストール

こちらも3分動画ですが、膨大な量のコンテンツをカバーしています。
これらの内容を全て理解しているプログラマーはベテランでも少ないのでは?と感じてしまう程です。

どのコンテンツでも、とにかくコストをかけない所から試してみて、「楽しそうだ!!」と感じたら本格的な勉強にシフトしたほうがいいです。
リスクは極力小さくしてから取りましょう。


5000文字超の、長い文章になってしまいました。
ここまで付き合っていただき、ありがとうございました。
引き続き自分が体験したものを共有していきますので、もしよかったら応援してください(^^)/

*1: ;∀;